大淀川学習館

大淀川学習館周辺で見られる秋の野草

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大淀川学習館周辺で見られる秋の野草の一部を紹介します。

秋に咲く花は細かな小さいものが多くなり、全体としては地味な印象を受けます。この時期多くなるのがキク科です。
キク科の中でも、似ている物が多く分類がむずかしいアザミの仲間も秋を代表する花の一つです。他にもシソ科やタデ科の花が多いのも秋の花の特徴といえます。
いずれも種類が多く、どれもがよく似ているので区別するのがむずかしいようです。

イタドリ(タデ科)

山野にふつうに生える多年草。高さ50~150cm。葉のわきから枝をのばし、小さな花を多数つけます。

オトコヨモギ(キク科)

日当たりのよい草原や土手、河原などに生える多年草。全体がほぼ無毛で、ヨモギの仲間では花も実も小さい。

コゴメガヤツリ
(カヤツリグサ科)

日当たりのよいやや湿った畑や原野などに生える1年草。漢字で小米蚊帳吊。カヤツリグサより小さい。

セイタカアワダチソウ
(キク科)

空き地や荒れ地などに生える北アメリカ原産の多年草。かつて観賞用に庭に植えられていたものが野生化し、戦後急速に広がった。

ツルボ(ユリ科)

日当たりのよい山野に生える多年草。紅紫の花を密につけて穂となる。サンダイガサの別名もある。

ツワブキ(キク科)

照葉樹林域の海岸でふつうに見られる多年草。日陰でもよく育つので庭に植えられることも多い。

ホテイアオイ
(ミズアオイ科)

池や溝などに浮遊して生える、熱帯アメリカ原産の多年草。汚い水質の池を好み、水質浄化に利用する研究もあります。

ヨメナ(キク科)

水田のあぜや川岸の土手などの湿り気のあるところに生える多年草。うす紫の頭花が美しく秋の野菊としてよく知られている。

ヨモギ(キク科)

山野に最もふつうに生える多年草。春に若苗を摘んで草餅に入れたりします。小さな花を下向きに咲かせます。