大淀川の帰化植物
セイタカアワダチソウ キク科【北アメリカ原産】
秋の大淀川河川敷で黄色い花をつけている姿は、遠くからでも目立ちます。名前のとおり、背が高くなり、3m近くになることもあります。
オオブタクサ キク科【北アメリカ原産】
高さが2m~3mにもなることがあります。夏に、大淀川河川敷で、この草が繁茂した中に入ると、まるでジャングルに迷い込んでしまった気分がします。
ヒメコバンソウ イネ科【ヨーロッパ原産】
夏になると、まるで小判のような小さな穂をつけることからこの名前がつきました。日当たりの良い土手などでよく目にします。
オオキンケイギク キク科【北アメリカ原産】
群落を作り、花は、まとまって咲きます。黄色く目立つ花ですので、遠くからでも目にしたことがあるでしょう。
家庭で栽培していたものが、戦後、野生化していきました。
メキシコマンネングサ ベンケイソウ科
原産地はメキシコではなく、はっきりしていません。春先に、黄金色に彩られた群落が、あちらこちらにみられます。
色がきれいなため、家庭で栽培されていることもあるようです。
コマツヨイグサ アカバナ科【北アメリカ原産】
夏の夜に花をつける「月見草」の仲間のひとつです。平伏して生えるため、風のつよい河川敷でも、よく育ちます。美しい黄色の花もたった一晩でしぼんでしまいます。
ハキダメギク
キク科【熱帯アメリカ原産】
和名はごみ捨て場を意味する「掃溜」聞くと気の毒な名前ではありますが、夏になると、かわいらしい花をつけます。
オオイヌノフグリ ゴマノハグサ科【ヨーロッパ原産】
春先になると、小さな青い花をつけるので、その存在に気づきます。春を知らせるその花は「犬ふぐり」の名で、俳句等によく歌われます。
シロツメクサ マメ科【ヨーロッパ原産】
昔、陶器などを輸入するときに、箱のすき間につめて使ったことから「詰草」の名前がつきました。四つ葉を見つけて遊んだことがあるかもしれませんね。
アキノノゲシ キク科【ヨーロッパ原産】
葉や茎を切ると、白い乳汁が出ることから、宮崎では「チチグサ」の名前で呼ばれています。根は二股に分かれてい て、しかも太く、なかなかぬけません。
ヒメジョオン キク科【北アメリカ原産】
夏に白い花をつけます。よく似たハルジオンの花より、一ヶ月ほど遅く咲きます。茎を折ってみると、ヒメジョオンの方は、中が空にはなっていないことから、区別がつきます。
ニワゼキショウ アヤメ科【北アメリカ原産】
初夏の大淀川河川敷に、かれんで小さな花を咲かせま す。茎や葉をよく見てみる と、小さいですがアヤメと 同じ仲間であることが、わかります。