自然楽習園内のチョウの紹介
ジャコウアゲハの幼虫
幼虫の体には肉状の突起があるのが触れても無害である。幼虫はオオバウマノスズクサやウマノスズクサの葉を食べ、橙色のさなぎとなる。
キアゲハの幼虫
幼虫の体にはしましまの模様がある。ニンジン、セリ、ミツバなどのセリ科の葉を好んで食べ、成虫は黄色のアゲハとなる。
アゲハの交尾
日本各地でみられ、宮崎では3月からとびだす。自然楽習園内では交尾や、卵を産む様子が観察できる。
ジャコウアゲハ
幼虫は山林などで生活するが、成虫になると民家周辺に下りてくることが多い。アゲハの中でも飛翔が最も緩慢である。
ツマグロヒョウモン
雄と雌でははねの模様が違う。幼虫はスミレやパンジーなどの葉を食べ、学校や民家にあるパンジーによく集まる。冬を幼虫の状態でこす。
イシガケチョウ
南方にすむチョウで、宮崎の山地に多く、冬は成虫でこす。幼虫はイヌビワやイチジクなどのクワ科の葉を食べる。
モンシロチョウ
最も一般的なチョウで、宮崎ではほぼ一年を通してみることができる。幼虫はキャベツやダイコンの葉を食べる。
キチョウ
庭先でよくみることができる。冬を成虫の状態でこす。幼虫はネムノキやメドハギなどのマメ科の葉を食べる。
アサギマダラ
山道をゆるやかに流れるようにとび、ときには風にのって長い距離を移動する。幼虫はキジョランなどのガガイモ科の葉を食べる。