大淀川学習館

幼虫からさなぎへの変化

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チョウは幼虫からさなぎになる前に前蛹と呼ばれる形になります。前蛹の体の中では蛹になる準備が行われています。

1. さなぎになる準備を始めてから約1日たった状態。(12/17 14:40)前蛹は腹を横方向に収縮させます。

2. 体を上下に収縮し幼虫の皮を脱ぎ始めます。皮は下に集まってきます。

3. 体を上下に収縮し幼虫の皮を脱ぎ始めます。皮は下に集まってきます。

4. 体を支えている糸も下におりていきます。

5. 頭方の皮が破れるとまた上下に収縮し、皮を下に脱いでいきます。

6. 尻を強く振り、皮と一緒に下がった糸を上に上げます。

7. さらに尻を強く振り、幼虫の時の皮を下に落とします。

8. 目や口、触覚、羽が見えます。すでに体のいくつかの部分はチョウになっているようです。

9. 皮を脱ぎ始めてから約5分で脱ぎ終わりました。

10. 20分ほどで触覚などの形は見えなくなります。かたくなりはじめます。(16:00)